炭酸とは

炭酸とは

「炭酸」と聞くと、炭酸飲料や炭酸泉(温泉)を思い浮かべると思います。最近は、炭酸水を飲む健康法なども話題になっています。

そもそも「炭酸」(二酸化炭素)とはどんなものなのでしょう?
ヨーロッパでは、炭酸泉温浴のみならず、古くから炭酸泉が医療で利用されていました。日本に温泉は多くありますが、「炭酸」は高温のお湯には溶けにくい性質があり、温度の高い日本の温泉では、高濃度の炭酸温泉があまり存在していません。しかし、近年では高濃度の炭酸泉を人工的に製造する技術の開発が進み、日本でも美容・医療の分野などで広まっております。天然炭酸泉は800ppm以上であれば治療効果があると言われています。

「炭酸」は、非常に小さい分子のため、皮膚から浸透し毛細血管内に入っていきます。毛細血管に吸収されると二酸化炭素を老廃物とみなし、脳が酸素を取り入れようと血管を拡張し、血流量が増加することにより、細胞が活性化します。また、血液循環がよくなることで、血管や心臓への負担が軽くなり、血圧を下げることができることも分かってきています。このように「炭酸」の効能に関する研究が進み、今後ますます「炭酸」の医療現場での効果が期待されているのです。

「炭酸」が肌にもたらすスキンケア効果

「炭酸」が血行促進することついては上記で述べましたが、「炭酸」はスキンケアにも効果を発揮します。「炭酸」で血行がよくなることでお肌の老廃物を排出し、ターンオーバーが改善されるため、「炭酸」を含む化粧品を使用すると、①柔らなくなる ②潤いが出る ③明るくなる ④ハリがでる ⑤肌触りが良くなめらかになるなど、お肌に美容効果をもたらします。「炭酸」の美容効果を知っていただき、肌や身体のケアに取り入れていただけたらうれしいです。

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